憧れの地方であったスカンジナビアへ行って参りました。SCANRAIL PASS FLEXI でノルウェー → スウェーデン → デンマークと 鉄道旅行 & 日本⇔ヨーロッパ間の長距離フライトで初めてのファーストクラス! フィヨルドを進むフェリーも気持ちよく満喫の旅でした。
2005/05/28 | Tokyo -> London -> Oslo
初めての BA ファーストクラス |
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2005/05/29 | Oslo -> Flam -> Gudvangen -> Bergen
アウランフィヨルド探訪 |
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2005/05/30 | Bergen -> Oslo
ベルゲン散策 & ベルゲン急行の旅 |
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2005/05/31 | Oslo オスロ散策 |
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2005/06/01 | Oslo -> Goteborg ヨーテボリ散策 |
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2005/06/02 | Goteborg -> Copenhagen
コペンハーゲン散策 |
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2005/06/03 | Copenhagen -> London
コペンハーゲン散策 |
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2005/06/04 | London -> バッキンガムパレス & BA ファーストラウンジ |
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2005/06/05 | -> Tokyo ファーストクラス帰国! |
東京/成田 10:50 -(BA006, B747-400, G-BNLN)→ 14:55 ロンドン/ヒースロー
JAL マイレージバンクのマイレージを使ってブリティッシュエアウェイズ(以下 BA)ファーストクラス特典航空券で搭乗。当初は JL 東京-ロンドン(ファーストクラス: ニュースカイスリーパーソロ: 120,000 miles) + BA ロンドン-オスロ(エコノミークラス: 20,000miles)で考えていたのですが、キャンセル待ちで大阪乗り継ぎでしか取れず JL ニュースカイスリーパーソロを諦め、BA のファーストクラス特典航空券(東京-ロンドン:ファーストクラス, ロンドン-オスロ: ビジネスクラス: 120,000miles)にしました。
BA ファーストクラスチェックインカウンターで搭乗手続きを済ませ、搭乗口である 16番ゲート近くにある BA テラスラウンジへ。最近は JAL マイレージバンク縛りで JAL グループ以外ほとんど乗っていなかったのですが、たまには他の会社のラウンジの偵察という感じでしょうか。
成田の JAL サクララウンジと比較すると、サンドウィッチやホットケーキといった食べ物は充実しているのですが、何と言っても欧州系旅客でごった返していました。
出発までのひとときをのんびり過ごす。。という感じではありませんでした。もちろんここは本拠地ではないので無理はないですね。
というわけでラウンジはほどほどで出て、内心かなりわくわくしつつ、いよいよファーストクラスキャビンへ初搭乗!
まずはウェルカムドリンクはいかが? ということでシャンパンをオーダー。しばらくすると、クラブワールド(ビジネスクラス)担当の日本人CA が
挨拶に来て下さいました。ファーストクラス担当には日本人CA がおりませんので、なにかありましたら私の方へ。という内容でしたが、なんせ
ファーストクラスはファーストタイムなのでどうしたらよいのか分からないのですよね! なんとも変な質問ですが。。
ファーストクラスでは、「食べ物や飲み物は好きな時に好きなものを」ということで軽いスナックからフルコースまでメニューリストから選んで
適当に頼むことが出来るんだそうです。「それはすごい!」エコノミーはおろかビジネスクラスだって、もともと
スケジューリングされた時間帯で食事が配られます。自由にとは言ってもビーフかチキンか? という二者択一だったものが、乗客の都合に合わせて
アレンジしてくれる。初めてお客様として扱っていただけたような気も。。とりあえず、スリッパとキャビン着を持ってきていただきました。
離陸前にウェルカムドリンク。離陸後にお通しと take off ドリンク。そして、昼食はどうされますか? ということで早速注文!
しばらくするとテーブルクロスを敷きにきて下さいました。まあそこまではビジネスクラスと同等ですが、塩とコショウのビンもスタンバイ!
1回 1回セットして片付けて。。「面倒だなあ」って思っても不思議じゃないですよねえ :) 昼食は、パンプキンスープ・サラダ・仔羊肉とデザートに
バニラパンナコッタを注文。ちゃんとコースっぽく、順番に持って来てくれるんですね。
食事が終わってトイレに行ってみたところびっくり。窓があるじゃん! 普通はトイレって機体の中央部にあるけれど、この位置にトイレを設置する
というのもちょっと豪華な気もします。また、手を洗ったあとは布の手拭が準備されていました。これも結構、豪華と言えますね。
しばらくすると、他のキャビンと同様にキャビンの照明を落として無理矢理夜の時間。いよいよフルフラットにして布団をかぶって寝てみます。
「飛行機ってこんな快適な乗り物だったのか!」前日までの仕事の疲れからか、ゆっくり就寝! なんと言うか、
基本的に至れりつくせりなのですが、構い過ぎることなくうざくないという絶妙な接待術なんですよね。
気がつくとすでにスカンジナビア半島付近。ちょっとおなかが空いたので、真っ暗な中、ペンネパスタをオーダー。またテーブルクロスから塩とこしょうの
ビンまでセットしてくれる。食べ終わってからまたフラットモード。
1時間ほどしてキャビンの照明がともされ明るくなりました。みんなこぞってライトミールを食べているので、同じく注文。
今度はサラダ・ローストベジタブルタルトと、デザートにビターチョコレートタルト & 紅茶を注文。紅茶は当たり前のようにポットでサーブ。
時すでにノルウェーを過ぎたあたり。布団の回収が始り、もう着陸の準備ですね。そしてまた、日本人CA が挨拶にまわって来て下さって再び御挨拶。
しかしこのファーストクラス、なんと満席でした! 見た感じほとんど英国紳士。ビジネスクラスからのインボラアップもあるのでしょうが、
いつかは当たり前のようにファーストクラスに乗れるようになりたいものだなあと思いました。
以上、BA ファーストクラス搭乗レポートでした!?
ほんとうにあっと言う間にロンドン/ヒースローへ到着。ここでオスロ行きに乗換えですが、ターミナル1 → ターミナル 4へ移動。途中、荷物検査を受けるのですが、
乗り継ぎ便がクラブヨーロッパ(ビジネスクラス)であるため FAST TRACK を利用可。長い列を横目に誰もいない検査ゲートを通過。すばらしい!
BA のターミナルを循環しているバスでターミナル 4に到着して、オスロ行きの出る搭乗口 1C を確認後、BA ラウンジパビリオンへ。
さすがに BA の本拠地だけあって広い! あと、カラフルなのが印象的。
成田ではあまりゆったりできませんでしたが、ここでは出発間際までゆったりと過ごしました。
さてもうすぐオスロ行き搭乗。ゲートで並びます。ここでは搭乗券と一緒にパスポートを見せます。ロンドン/ヒースローって、出国時の
パスポートコントロールが無く荷物検査が終わるともう出発ロビーだからですかね。
オスロ行きはエアバス A319 による運行で CLUB EUROPE (ビジネスクラス) です。
ロンドン/ヒースロー 16:35 -(BA768, A319, G-EUPY)→ 19:45 オスロ/ガーデモエン
搭乗してみてある意味びっくり。これがビジネスクラス??
前から 3列が仕切られ、ヘッドレストに Club Europe のヘッドレストカバーが掛けてありましたが、エコノミークラスの座席と
変わらないじゃん!
シートピッチも見た目は一緒。ただ座った左側は、3人掛けのうち真ん中はつぶしてあって、アームレストが中央に少しずらしてありました。
こんなことできるのですね。でも、右側はそのまま 3人がけでした。ただ、シートピッチはそのままなので思いっきりリクライニングすることも
できず。。もちろん A319 なので多くは期待できない訳ですが、どうやらヨーロッパのビジネスクラスとは、ラウンジが利用できたり、前の方の座席が
確保されるとか、荷物が早く出てくるとかといったことにメリットがあるようですね。
しかしさすがはビジネスクラス。乗ったら離陸前にオレンジジュースか水のウェルカムドリンクあり、離陸後はおつまみ & ホットミールの提供あり。
もっとも 2時間くらいなのでゆっくりする時間も無いわけですが。これまたあっという間にオスロ/ガーデモエン空港に到着。北欧らしく木材が
取り入れられた清楚で綺麗で、人口密度が低い空港でした。ただ、まだ 20時過ぎだというのに、両替所が閉まっていたのがなんですね。
近くに自動両替機があったので福沢諭吉の新札を入れてみたところ失敗。しかたがないので、クレジットカードでキャッシングしました。
ガーデモエン 20:36 -(Fly Toget)→ 20:58 オスロ(中央駅)
ここからオスロ中央駅まで SCANRAIL PASS を使ってノルウェー国鉄の列車で行くつもりでしたが、国鉄の窓口まで閉まっていてパスのバリデートで
出来ず、エアポートエクスプレス(Fly Toget)という高速列車で移動。結構な揺れで確かに高速運転なのですが、もともと普通の列車で 26分の距離。
これが 22分に短縮って、高いだけであんまり価値が無いような気もします。ガラガラで快適でしたが。
オスロ中央駅で SCAN RAIL PASS のバリデートと、翌日のアウランフィヨルドへの乗車券・指定席券を購入。そしてセブンイレブンで
500ml 入りペットボトルの水を購入。しかしなんと、日本円にして 341円!! ここで初めて北欧の物価の高さを実感!
しました。
宿泊先のレインボーホテル・アストリアへ。オスロ駅を後にし駅前のトラムの軌道を横切り、目抜き通りのカールヨハン通りへ。
散策がてら歩くと 5分も歩かないうちにすぐに見つかりました。
チェックインと同時に SKANPLUS HOTEL PASS (90 NOK)を購入し部屋へ。
やっぱり狭い。。バスタブも無く、シャワーのみ。まあ明朝早いし寝るだけだからと思って、レインボーホテルのホームページから
一番安いところを選んだのですが、まあこの物価の高いオスロで日本円換算 8500円ってところだからまあ仕方ないでしょうね。
あと、無線 LAN 完備とあったのですが、有料でした。あとロビーには 15分間だけ internet に access 無料という PC がありました。
まあ、ゆっくり休むことも出来て、ローケーションが抜群なのでよかったです。
7:50頃にホテルをチェックアウト。日曜日はみんなゆっくりしているのか、駅前のマックすら真っ暗な状態で閑散。。
さすがに朝食抜きでは辛いので、駅構内のバーガーキングでセットを購入。しかしなんと 77NOK(約 1300円!!)。
物価が高すぎですよ、この国。ともかくも品物を受け取り 17番線へと急ぎ、いまにもドアを閉めようとしている
ベルゲン行きのノルウェー国鉄(以下 NSB)の急行列車になんとか間に合いました。
オスロ(中央駅) 08:11 -(NSB 61)→ 12:53 ミュルダール
北欧らしく木目が目立つ綺麗な車両で、ここからフロム鉄道への乗換え駅「ミュルダール」まで約 5時間ありましたが快適でした。
途中 Honefoss という駅で接続待ちのため 25分遅れで運行。標高が上がると森林が無くなりこの時期なのに一面雪(氷?)の荒野な世界に
なったりと車窓の変化もあり乗っているだけでも楽しかったです。
湖や川を見ながらのんびり過ごし、フロム鉄道への乗換え駅であるミュルダールに到着。元々乗り継ぎ時間が 9分しかなく
フロム行き列車の発車時刻は過ぎてしまっていましたが、やっぱりオスロからの列車の接続待ちをしてくれていました。
よかったよかった。
ミュルダール 13:02 -(フロム鉄道)→ 14:00フロム
乗ってみると、近代的なベルゲン急行の列車と異なり、レトロな車両でした。しかも座席が折りたたみ式。
こうすると出入りは楽だし、きっと車内掃除も楽なのかなあと思いました。
ベルゲン急行からの乗換えが終わり、程なく出発。
ミュールダル駅が海抜 865.5m、終点のフロムは海抜 2mで距離が 20.20km の急勾配。これをゆっくりゆっくり降りて行きます。
しばらくするとヒョース滝駅(Kjosfossen jb.st)に停車。ここで廻ってきた車掌さんが、記念写真のために停車する
旨案内してました。車内のほとんどの人達が下車。滝のごう音に混じって音楽が。そして次々と赤い服に身を包んだ美女(遠目なので確認不可)
によるアトラクションが始りました。これって結構アトラクションをする人も大変ですね。天候が悪いこともあるでしょうに。
約 10分ほどして音楽が鳴り止み、代わりに出発の合図の笛が鳴りました。トンネル・シェードを駆使して高度を落としていきます。
フロム鉄道は谷川を 3回またぐのですが、橋が無く、線路の下に掘ったトンネルを通しているのだそうです。
ミュルダールより約 1時間。アウランフィヨルドの一番端に位置するフロムに到着!
フロムではフロム鉄道博物館を観てから、いよいよメインイベントのフィヨルドクルーズへ。
フロム 15:00 -(フェリー)→ 16:50 グドバンゲン
舳先がパックリ開いて停泊していました。出航の 20分前までに乗り込む必要があるようです。
ぎりぎりに乗り込むと日曜日ということもあってか、すっごい混雑!! 積んである椅子を
自分でアウトサイドデッキの好きなところに置いて座るというスタイルでした。
いくつかの小さな村を立ち寄りつつフロムを出て約 2時間。途中各所各所で日本語でも案内があってちょっとびっくりと言いますか、
さすがにノルウェー随一の観光地なだけあって、力の入れようが違いますね。
それにしても寒い!! 出航当初はデッキは溢れんばかりの人達だったのに、グドバンゲンに到着間際には、ほとんどの人達が
船内のカフェに避難したようです。確かに地球の歩き方にも船上は冷えると書いてあり、はおる物を持ってきておいたのが
役に立ちました。
グドバンゲン 17:10 -(HSD バス)→ 18:50 ヴォス
さてグドバンゲンに到着。ここから HSD の赤いバスに乗り換え、NSB ヴォス駅へ向かいます。
グドバンゲンはフロムと違い、本当に乗り換えのための村という感じがしました。
グドバンゲンでヴォス行きの HSD バスが 5台くらい待機しており、フェリーの乗客が次々と乗換え。
どのバスもすぐにいっぱいになっていきました。そして列を成してグドバンゲン村を出発。
片側一車線の道路を快適に進んだあと、ふと左折。そこで前のバス達が車 1台がやっと通れる
くねくねした坂道に対して順々に挑んでいるのが見えました。みんな上りきったけど、一台が
エンストでも起こそうものなら、どうなっちゃうのかな? などと余計なことを考えていると、
約 40分ほどでスタルハイムホテルへ到着。ここで 15分ほど休憩です。ホテルのテラスからは
絶景の渓谷! お天気がよかったら、絵葉書に出てくるような景色が観れたのでしょうね。
もし日程にゆとりがあったら、ここに一泊するというのも乙なものかも知れませんね。
スタルハイムホテルを後にして、約 40分ほどで NSB ヴォス駅へ到着。ここから NSB 普通電車で
今日の最終目的地のベルゲンへ向かいます。
ヴォス 19:20 -(NSB 普通列車)→ 20:35 ベルゲン
ヴォス駅舎内の軽食スタンドにすごい人の列。そりゃそうですね。今日の旅程を考えると、唯一食事を取れる可能性があるのが
フロムでの 30分程。あとの地点はすべてすぐの乗り継ぎで何かを食べる猶予無しで、仕方なく途中で日本から持参したカロリー
メイトを食べたくらいでした。
と言ってもそんなに時間は無いので、まずは NSB の窓口に並んで明日のベルゲン→オスロの指定席券を購入。窓側を希望と言って
窓口の人が端末を叩いたところ苦虫を噛み潰したような顔をしたので、「駄目なのかな?」と思ったのですが、
急に晴れやかな顔になって無事指定席券が出てきました。NOK 50。なんだったんだ? あの顔は。
出発まであと 10分ほど。ホームへ出て普通列車に乗り込み座席を確保。「せっ、狭い!」フロム鉄道と同様に折りたたみ
式だったのですが、シートピッチがあまりに狭い。しかも出発間際に人がいっぱい乗ってきて 3人がけになってしまいました。途中で横の人は
居なくなったものの、とてもくつろげる列車じゃありませんでした。まあ、そういう趣旨の車両ではないのでしょうが、北欧と言えばゆったりシート
というイメージが強かったので、意外とそうでもないのだなと思いました。
ヴォスから約 1時間。ほぼ定刻にノルウェー第二の都市であるベルゲンに到着!
駅構内で簡単に夕食を済ませ、ホテルまでの道のりを少し散策。
駅からは人造湖プロムナードと広い歩行者用道路を小雨の中ぶらぶら歩いて 10分ほどで今日の宿泊場所である
レインボーホテル・ブリストルへ到着。今日のホテルも SKANPLUS HOTEL PASS で割引となり
NOK 630(約一万円)でした。
久々に扉手動開閉のエレベータに遭遇しました。ヨーロッパにはまだまだ残っていますね。味があっていいですけど、
たまにどこかの階でドアが開けっ放しになっているとエレベータが来ないことがあるので、この手のエレベータが
設置されているところでは、最悪階段で行く覚悟を決めておく必要があると言えましょう。今回はそのようなことは
無かったのでよかったですが。。
あと、駄目もとで無線 LAN 基地局を探してみるも見つからず。有料でも
そういうサービスは無いようでした。
というわけで、2日目にして今回の旅行の主目的である、「ファーストクラス初搭乗 & フィヨルドクルーズ」を早くも達成!
ホテルを出て少し歩くと、すぐに港のそばの魚市場に到着!
ベルゲンはノルウェー第二の都市ではあるそうですが、徒歩で十分というくらい、町自体はそんなに大きくはありませんでした。
干しダラが名産というくらいで、港湾都市なんですね。
登る前に上を見上げると雲が掛かっていましたので、きっと眺めは悪いだろうなと
思って、駄目元で登ってみたところ、一面真っ白でした。しかしそこで少し粘っていたら、
少し霧が晴れて下界が見えるようになってくれました。港があった上に大きな人造湖まであって、
水に囲まれた町という感じがしました。
ツアーは 1時間おきに出発で所要時間は約 1時間。つまり、この車はずっと走りつづけているわけですね。
ヘッドフォンをして日本語ガイドのテープを聞きながらのツアーでしたが、途中、ケーブルカーの 1つ目の
駅付近で 10分程度の休憩がありました。高度がそこそこで霧も無く、ベルゲン湾をよく眺めることができました。
休憩後は港の端(ホーコン王の館・ローセンクランツの塔)方面へ。この小道からの風景も綺麗でした。
ガイドブックではカラフルな木造家屋が並んでいる写真を見ます。確かにこれは綺麗なのですが、
やっぱり内部の迷路のような通路も特筆すべきでしょう。港に面して壁のように並んでいますが、
その壁のところどころに穴が開いていて、奥に入れるようになっています。その奥へ進むと、さらに
年代を感じるような、中世のような、そしてどこかお洒落な建物が並んでいました。
一粒で二度おいしいという感じですね!
なお通路を進むと一番奥に井戸がありました。コインを投げ入れて下さいと書いてあり実際にコインを
投げ入れるとなんと! 一種の募金箱のようですね。ブリッゲンは入場料は取りませんが、皆様の募金で
成り立っている旨書いてありました。つまり、ここにコインを投げ入れると、建物が次第に修復されて
いくようです。あら不思議。。
ベルゲンは散歩するには適当な大きさで、およそ駅前から魚市場、ブリッゲン地区、埠頭の方まで
歩道もちゃんと整備されており歩きやすかったです。ノルウェー第二の都市(日本で言ったら大阪?)
と言う割には、こじんまりとした街だなという印象でした。年代を感じる割にお洒落。これが両立
している街でしたね。
ベルゲン 15:58 -(NSB 64)→ 22:28 オスロ(中央駅)
ベルゲンから約 2時間ほどで往路ではフロム鉄道に乗り換えたミュルダールに到着。なんと今日は
晴れているじゃないですか! 昨日はフィヨルド観光が寒かっただけに、日程を逆にしておけばもっと
よかったなあと思いました。
列車は次第に高度を落とし、20分遅れで深夜のオスロ中央駅に到着。
ベルゲンからオスロ中央駅までおよそ 7時間。しかし深夜とは言っても薄暗い程度なのがすごいですが。
今日の宿泊場所は、初日とは変えてレインボーホテル・ノローナ。アストリアより遠いですが、
それでも駅からは十分徒歩圏に入るくらい便利な場所でした。
チェックインを済ませ部屋へ向かおうとすると、これまた扉が手動開閉のエレベータ。
ちなみにここは無線 LAN 完備でしたが、有料でした。
というわけで、3日目も無事におしまい。
● 2005/05/28(Sat) Tokyo -> London -> Oslo
いよいよ憧れの地方のひとつである北欧へ出発!
整備場
ターミナル 4 出発ロビー
まだゲートはオープンしてない
(翌日撮影)
● 2005/05/29(Sun) Oslo -> Myrdal -> Flam -> Gudvangen -> Voss -> Bergen
昨日のメインイベントがファーストクラスならば、今日はアウランフィヨルドクルーズです。
オスロ中央駅 8:11 発のベルゲン行きに乗るのですが、日曜日の朝食は 8:00 〜ってことで
諦めました。
● 2005/05/30(Mon) Bergen -> Oslo
7:30頃起きてホテルの朝食会場へ。卵・肉ありのバイキング形式。ホットケーキも自分で焼くようになっていました。隣にあった
白い液体をポタージュスープかと思って、カップによそったのですが、あまりに粘性が高くスープでは無いことに気付きました。
ホットケーキ焼き器・油・はちみつが置いてあり、ようやくその意味が分かりました。ホットケーキの生地を一旦カップに
よそって焼き器へ注ぐ。なんて日本人は上品なんだろうか。:)
今日は夕方にベルゲン急行でオスロへ戻りますが、それまではベルゲン市内観光。ホテルを出て、まずは町の中心へ向かって歩いてみました。
旅先では町全体を見渡したくなる気持ちになります。ここではベルゲンタワーといったものではなく、
フロイエン山という山に登り、そこから見渡すのがお約束のようです。
一旦ホテルへ戻って休憩・チェックアウトした後、ツーリストインフォメーションへ。そこで所要一時間という
市内ツアー(100 NOK)があったのでチケットを購入して、ツアーへ参加。
ツアーの車を降りて、ベルゲンの中心地、目の前のブリッゲン地区散策へ。ユネスコ世界文化遺産にも登録されている
貴重なものらしいです。
夕方のオスロ行き列車の出発までまだ時間があったので、街中から港の先の方まで特にあてなく散歩をしてみました。
ベルゲン駅そばに長距離バスターミナルがありショッピングセンターが併設されていたので、そこで食事を済ませベルゲン駅へ。
出発は 15:58 で、15:35 に乗車開始の案内がありました。ちょうどトイレに行きたくなったので、駅舎のトイレに行ったところ、
なんと有料!(5 NOK) そこで迷わず、列車に乗り込みトイレを済ませました。
● 2005/05/31(Tue) Oslo
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