さて、韓国・水原へ行ってまいりました。しかしそれだけでは飽き足らず、往路では小松で松井秀喜野球の館へ行き、 帰りは鹿児島へ九州新幹線に乗りに行きました。
12 May 2004 Tokyo/Haneda -> Komatsu -> Seoul/Incheon -> Suwon
17 May 2004 Suwon -> Seoul/Incheon -> Fukuoka -> Kagoshima -> Sendai
18 May 2004 Sendai -> Yatsushiro -> Kagoshima -> Osaka/Itami -> Tokyo/Haneda
東京/羽田 11:00 -(JL1275, B767-300, JA8265, Config A20)→ 12:00 小松
スーパーシート引換証を使って、今年 2度目のスーパーシート。機内にて国際線用スリッパとおつまみのサンドイッチをいただいて くつろいでいると、JAL スカイスクエア「麗らか四国 くつろぎの旅」を楽しんでいるうちに、あっというまに小松。 次は四国経由で行ってみようかな。。
スーパーシートでゆったり? |
ソウルへの乗り継ぎ、通常は羽田空港でソウルまでの搭乗券を出していただけるのですが、広島乗り継ぎと小松乗り継ぎは システムの都合上出せないのだそうです。本来出せなければいけないのだそうですが。というわけで、早速小松空港のチェックインカウンタで ソウル行き JL933 のチェックインをしようと思って向かったところ、出発の 2時間前から受け付け開始とのこと。まあ仕方ない。 できればチェックインして、先に 1000円分の喫茶・お食事券をいただいておきたかったのですけど。。
道沿いの案内板。安心ですね |
ようやく到着! 小松空港から徒歩 1時間 |
野球の館・入口 |
野球の館・全景 |
村をあげての応援でしょうか |
夢なんですね |
1998年の実績の記念碑。これも三冠王? |
メジャーへの道石碑 |
館内には、小さい頃からの賞状やらトロフィーやらメダルやら。やっぱり小さい頃から頑張っていたんだなと再確認。
なお、館内は写真撮影禁止とのことで、写真はありません。
小松 16:05 -(JL993, B767-300, JA8269, Config A20)→ 17:55 ソウル/仁川
コンフィグ A20。そう、つまりは国内線機材なのです。この機材は NGO 10:00(JL983)12:05 ICN 13:10(JL994)14:50 KMQ 16:05(JL993)17:55 ICN 18:45(JL984)20:40 NGO という運用。 ただし火・木・日は KMQ に代わって HIJ(広島)。この便のよいところと言えば、国内線機材ではありますが国内線用スーパーシートが 装備された機材でオールエコノミー扱いということですね。サービス的にはエコノミークラスなのですが、スーパーシートの方がやっぱり楽! 今回も幅広シート(早い話がスーパーシート)をアサインしていただけました。JAL 版プレミアムエコノミーのような感じですかね。
リフレッシュメントサービスつまり、ティーエフケーのJALおつまみと飲み物サービスも滞りなく終わり、まもなく到着! のはずが、 ソウル仁川空港の上空にてぐるぐる廻り始めました。霧発生のため天候回復待ち。天候が回復しない場合は、小松空港に引き返すとのことでした。 仁川空港は霧が出やすいのだそうですね。万が一引き返した場合、小松-ソウルはほぼ隔日運航で翌日はフライトが無いため、また別の空港へ 移動する必要があります。う〜ん、どうなるんだろうと 30分くらい上空待機した後、「少し霧が晴れたとの地上からの連絡があり、着陸をトライ してみます」となんとも不安半分期待半分なアナウンスがあり、霧が立ち込める仁川空港へ無事着陸! 「みなさまご心配をお掛けいたしました。」というアナウンスに拍手喝采! 定刻から45分遅れの到着でしたが、この機材はこれで終わらず、 折り返し名古屋行きになるんですよね。大変なことで。
まずは入口の八達門 |
山の上のそびえる西将台 |
華城行宮 |
華西門 |
長安門 |
華虹門 |
美しい訪花随柳亭 |
整備された遊歩道が続く |
ライトアップされた東北空心敦(土へんに敦) |
蒼竜門 |
まずは観光案内所のある八達門から時計回りにスタート。 八達門 → 華城行宮 → 華西門 → 長安門 → 華虹門 → 訪花随柳亭 → 東北空心敦(土へんに敦) → 蒼竜門 → 八達門と巡って、途中休憩を入れながら 3時間ほど。 遊歩道が整備されており歩きやすく、街灯が見当たらなく夜になったら真っ暗になってしまうのかと思いきや、道の中に街灯が埋まっており大変綺麗。
実は水原への遷都計画もあったそうで、水原はソウルになり損ねた街なんだそうですね。
ソウル/仁川 11:20 -(JL972, B767-300, JA8264, Config A33)→ 12:35 福岡
この便は、エコノミークラスながら席だけビジネスが味わえます。往路の JL993 と同様、モノクラス(エコノミークラスのみの設定)なのですが、 この機材は福岡到着後に香港へ往復する便であって、CYクラス用の通常の国際線仕様機材なのです。 往路の JL993 と同様に幅広シート(早い話がビジネス席)をアサインしていただけました。JAL さんに感謝!
短距離ですがリラックス |
とは言え、機内サービスはエコノミーです。機内軽食は、韓国線ではおなじみのスナックボックスをいただきました。 往路の JL993 では食事時間帯に掛からないためリフレッシュメントサービス(飲み物とティーエフケーのJALおつまみ)でしたが まあ一応、お昼御飯の時間帯に掛かるため、軽食を出していただけるのですよね。
スナックボックスとスカイタイム・ゆず味 |
韓国線Yの機内食ならアシアナ航空の方がよいですかね。 |
あっという間に福岡空港に到着。国際線とは言っても 347マイル。東京→岡山(355マイル)より少し近いくらいですからね。
さてここ、福岡空港国際線ターミナルから博多まで徒歩です。30分強は掛かるのですが、 国際線⇔国内線連絡バスと地下鉄を乗り継ぐことを考えると、まあいいかなと思っています。 "つばめ、翔ぶ" キャンペーンで湧く博多駅を通って、そのまま天神へ。
通称・板付飛行場。街中の空港なんですね。 |
近畿日本ツーリスト天神支店にて、鹿児島空港の空港バスのチケット、肥薩おれんじ鉄道、九州新幹線等、 これからの旅程のチケットを調達。3時間ほど掛けて一生懸命発券していただきました。結構大変なことを 頼んでしまったらしい。。お手数をお掛けいたしました。ありがとうございました。
無事にチケットを発券してもらい、天神駅から福岡空港駅まで福岡市営地下鉄で移動。 そこで次の鹿児島行きの JL3661 にチェックイン。ここでひとつ疑問があったのです。 JL3661 は第一ターミナル。しかし JAL のサクララウンジは第二ターミナル。ラウンジを利用するには どうするのかと聞いてみると、第二ターミナルの保安検査を入ってサクララウンジへ。そして GH の誘導により、 制限エリア内を第二ターミナル→第一ターミナルへ移動なのですね。
この第二ターミナルの保安検査を通過するために、「国内線保安検査特別通過証」なるものを チェックインカウンターでいただきました。これが無いと、JL3661 鹿児島行きの搭乗券だけでは 第二ターミナルの保安検査は通過出来ないのですかね。
福岡 18:40 -(JL3661, MD-81, JA8294, Config N01)→ 19:20 鹿児島
ん〜、やっぱり九州新幹線にお客様を奪われている感じがしますね。写真を見るとそこそこ搭乗しているように見えるかも知れませんが、 搭乗客はキャビンの前の方に集められており、後方は CA さん以外無人状態です。飛行機というとバランスの関係からどちらかと言えば、 後方に集められそうな気がするのですが、MD-81 はリアエンジン機で後方はエンジン音がうるさいため、前方席にアサインするのですかね。 あくまで推測ですが。
ハーレクィンエア運航の JL3661 |
MD-81型機と言えば、2004年1月1日の徳之島空港での 979便(JA8297)左主脚折損事故や、度重なるエンジン異常(高圧コンプレッサ内に 設けられたエンジンの空気の流れを整える 8段目のステーターの亀裂)が思い出されますが、なんとなく個人的には悪いイメージはないです。 あと、MD-81 型機は機内TV がありませんので、エマージェンシーデモは生実演。それにしても 18:38に出発し、19:13 に鹿児島空港に到着。その間 35分間しかありませんでしたが、機内販売があるというのは大忙しですね。
なお、JAL国際線時刻表によれば、「国際線との乗継ぎで国内線を利用される場合、日本航空ジャパンにより運航される便については 日本航空インターナショナルとのコードシェア便となります。」と書かれています。 また、この便は日本航空ジャパン便ですが、ハーレクィンエアの機材・乗務員による運航。 結局この便って、3社にまたがって運営しているのですかね。大人の世界。
鹿児島空港 19:35 -(南国交通・空港シャトルバス, 1500円)→ 20:45 川内
今晩は温泉付きホテルで湯ったり宿泊。
今日は川内駅から肥薩おれんじ鉄道線経由で新八代へ行き、折り返し九州新幹線で鹿児島中央へ行くのです。
川内 08:06 -(肥薩おれんじ鉄道線)→ 9:12 出水 9:31 -(肥薩おれんじ鉄道線・鹿児島本線)→ 10:56 新八代
すっかり新しくなった川内駅より出水行き肥薩おれんじ鉄道ディーゼルカーに乗り込みます。 八代-川内間は元々鹿児島本線でしたが、九州新幹線の開通に伴い JR より切り離され第三セクター化されました。 この区間は JR時代に乗ったことになっていますが、夜行のドリームつばめで通っただけなので、景色が味わえるのは楽しみです。
またこの区間、元々電化されているのですが、コスト上ディーゼルカーによる運行になったのだそうです。 電化設備を使うのは、貨物列車だけということですね。なんかもったいないような。。
綺麗になった川内駅舎 |
川内駅の新幹線改札口。在来線は右端 |
鹿児島中央行きの JR817系普通電車 |
出水行きの肥薩おれんじ鉄道ディーゼルカー |
2両目車内内部。典型的なワンマンカーですな |
出水で新八代行き(右)に乗換え |
それにしてもなんとも海の景色がいいところなのでしょう。肥薩おれんじ鉄道
ここまで旅行に付き合って下さった貴方、大変ありがとうございました。 また時間がありましたら、一緒に世界の旅へ出かけましょう。
★いこくなコース(次は「KTX(韓国版TGV)と松山道後旅行記なページ」へ向かいます。)