安く快適な車両に乗ろうなページ


静岡へ戻る 373系普通電車(東海道本線・横浜駅)

(c)copyright Ken Takahashi 1995-2004 All rights reserved.
Last update Fri Aug 22 JST 1997.
パッケージツアー
関連リンク集

  • 優等列車の間合い使用列車を狙う
  • 青春 18きっぷで旅行をしていると、基本的には、普通列車や快速列車で旅行をすることになります。そうなると長旅の障壁となるのは、まずその車両の乗り心地ですよね。例えば、関西地区の新快速列車などは、221系以上の車両が割り当てられ、青春 18 きっぷでも、比較的快適に旅行をすることが出来ますが、その他では、ロングシート車やセミクロスシート車。良くてもクロスシート車ってことがほとんどです。ボックスシートで 4人掛けなんてすると窮屈ですよね。

    そこで、特急型車両に乗りましょう。と言っても、特急料金を払うとか、タダ乗りをするとかという意味ではありません。稀に普通列車に割り当てられる特急型車両を選んで乗ります。「そんなの運じゃないか。」と思われるかも知れませんが、確かにそういうこともあります。それに、その日がたまたま車両検査の日で、代替車両がくることもあります。

    昔は時刻表の中で、<特急型車両>という注意書きがあった時もありましたが、現在はありません。しかし、車両運用を考えながらよ〜く時刻表を見ていると、これって特急型車両じゃないかなあという列車が浮かびあがってくることがあります。まあ所詮、青春 18 きっぷの旅で、ダメ元ですから、それを選んで乗っても損なことはありません。

    ちょっと、分かりやすい例を紹介してみます。以下は東京駅発の東海道本線下り初電付近の時刻表です。

    列車番号323M325M
    列車名  
    行先静岡静岡
    入線時刻442538
    発車番線(7)(7)
    東京520546
    新橋523549

    もちろん、これだけを見て「おっ、323M の方は特急型車両だ!!」という風には、知っていなければ分かるはずはありません。分からなくて当然です。

    ここで、上りの方に目を向けます。すると、

    列車番号372M
    列車名快速
    ムーンライトながら
    行先東京
    始発大垣
    2308
    新橋438
    東京442
    到着番線(7)

    とあり、この快速ムーンライトながら号(373系特急型車両使用)は、東京駅 4時42分、7番線に到着し、この車両は、折り返し 323M 普通列車静岡行きになるということが分かります。

    このような例は、全国各地にあります。ここまではっきりとは分からなくても、「どう考えても、これは特急列車の折り返しだろうなあ」とか。あるいは、もっと直接的に分かるのは、特急列車が途中から普通列車(あるいは快速列車)になる場合があります。そういう列車を狙うのもいいですね。それから、時刻表の中に記載がある情報の中では、グリーン車の有無というのもあります。東海道本線の東京口では、軒並グリーン車が連結されていますが、373系にはグリーン車がありません。そういうのもヒントになります。

    あたまに戻るの//次のを見るの

  • 優等列車用車両の格下げ車両使用の列車を狙う
  • あと、特急用車両ではなくて普通列車用車両の中で、快適な車両を選ぶという手もあります。それは、以前は特急用車両であったやつを普通列車用に格下げしたというものです。例えば、交流区間で活躍中の 419系なんかがありますね。

    この 419系というのは、余剰気味の 581系や 583系特急型車両を普通列車用に改造した車両です。ドア付近は乗降がスムーズになるようにロングシート化されてはいるものの、車両の真ん中の方はちゃんとボックスシートが残されています。ここで、ボックスといって馬鹿にしてはいけません。なにしろ特急用車両のボックスシートです。4人で座っても、足元にはかなりのゆとりがあります。

    では、この車両を使用した列車を、時刻表からどうやって読みとるのか。 それは無理です。他の車両を使用した列車と区別がつきません。ある意味運ということになります。

    この車両は、特に東北本線(黒磯-一ノ関)、北陸本線、長崎本線に多く存在しています。そこで、このあたりに行くことがあったら、「この列車はそうだった」等と覚えておきましょう。あとは運用を考えれば、何本かは「この列車もこの車両だ」ということが分かるはずですね。

    あたまに戻るの//次のを見るの

  • 優等列車用車両の流用部品使用車両使用の列車を狙う
  • さて次は、とりあえず、座り心地さえよければいいという風に考えて、特急列車用のシートを使った列車を狙います。

    最近は相次いで新型特急用車両が開発され、古い 485系などは、その耐用年数からも、廃車となっていくものが少なくありません。しかし、まるごと捨ててしまうのではなく、使えるものは使うという精神もあり、そのシートなどはいい例です。

    九州の宮崎空港線が開業して、サンシャイン車両というものが投入されましたが、これは、見掛けは普通の普通列車と変りなくても(713系電車を 約1,000万円/両 で改造)、中のシートは、廃車となった 485系の流用品です。しかも、original なものではなく ver up されたやつですので、座り心地は文句ありません。

    もちろんこのような例は、他の地区でもあります。あと、1編成すべてがそうというわけではなく、ほとんどがボックスシート車であっても、そのうち 1両だけリクライニングシート車という時もありますので、普通列車に長い時間乗車するようなことがあったら、少しでも快適な場所を探して、車内を探検してみても損ではないと思います。

    あたまに戻るの

    パッケージツアー

    あたまに戻るの

    関連リンク集

    あたまに戻るの
    全国全線乗りつぶしなページへ戻るの
    ごあんないなページへ戻るの
    たかはしけん君なホームページへ戻るの
    Any comments are Welcome!